このサイトは、医療関係者の方を対象に、国内の母子感染に関する診断と治療および研究結果等について情報提供することを目的に作成したものです。
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現在、先天性CMV感染児の遅発性難聴に対し適応のある薬剤はなく、治療適応の必要性が臨床現場から上がっています。患者さんを安全に治療するためには適応取得が必要ですが、先天性CMV感染児の遅発性難聴に対する抗サイトメガロウイルス薬が有効かつ安全であるかどうかが明らかになっていません。そこで、本医師主導治験では、プラセボを対照とした群間比較試験を行い、先天性CMV感染児の遅発性難聴に効果があるのか、そして、どのような症例に薬効が見られるかを探索的に評価します。
日本大学医学部附属板橋病院、神戸大学医学部附属病院、他17施設